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松本の陸上競技場でラストラン 建て替え閉場記念で記録会

トラックで「ラストラン」を楽しむ参加者

 2028(令和10)年の国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会に向けて建て替え工事に入る松本平広域公園陸上競技場(松本市)で25日、閉場記念の催しがあった。参加者は観客に見守られながらトラックを駆け、それぞれがイベント名に掲げた「ラストラン」を楽しんだ。

 一般ランナーによる50㍍走の記録会で、北京五輪男子400㍍リレー銀メダリストの塚原直貴さんがゲストで出場。幅広い年齢層の参加者が、ゴールまで10秒前後の時間の中で思い出を胸に刻んだ。開始前には、関係者がつないだ火がバックスタンド側の聖火台にともされた。
 マスターズ大会女子三段跳びで年代別世界記録を次々と塗り替える大日向暁子さん(72)=松本市=は第1組で登場し、同時開催の県選手権を含めて「(ここで)大勢の選手が育った、という目線で見ている」と感慨深げに話した。ここでスタートラインに立つのは中学生以来だという上条晃良さん(49)=安曇野市=は家族と参加。短距離に打ち込んだ部活の時のシューズを履いて力走し「タイムは年相応だが、当時の気持ちで走った」と汗をぬぐった。
 イベントは長野陸上競技協会が主催した。26日も行う。

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