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松本駅120年ファン祝福 篠ノ井線と共に歩む 記念列車が快走

篠ノ井線開業120周年を祝う2日間限定運行の「120周年記念号」(松本駅ホーム)

 松本市のJR松本駅(坂本武幸駅長)と篠ノ井線・松本~西条間の開業120周年を祝う記念イベントが25日、2日間の日程で松本駅で始まった。ホームでは2日間限定で運行する記念列車「篠ノ井線120周年号」の初日1号車を見送る記念セレモニーが開かれ、明治35(1902)年の開業から松本地方の生活・産業を支えるアルプスの玄関口の節目を祝った。

 記念列車は、昭和44(1969)年~53年に製造された貴重な12系客車の両側に、電気機関車のEF64が連結された編成。先頭を飾る記念ヘッドマークはJR社員の公募デザインで、北側を松本駅の岸啓太郎さん(26)が、南側を塩尻駅の宮下康平さん(30)が手掛けた。
 約240人が乗った列車が坂本駅長の合図で西条駅へ向け走りだすと大勢の鉄道ファンがカメラを向けた。節目を祝う手書きフリップを掲げた松本市里山辺の会社員・荒川義昭さん(51)は「篠ノ井線は松本と長野を結ぶ大事な路線で感慨深い。末永く運行されてほしい」と願った。
 駅の構内やお城口広場では、社員のメッセージボード展示や記念グッズ販売、駅舎・列車写真展があり家族連れなどでにぎわった。親子4人でキーワード探索ラリーを楽しんだ信州大学付属松本小学校4年・茅野希絃君(9)は「駅のいろいろな場所を探検できて楽しかった」と笑顔を見せた。

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