政治・経済

塩尻市広丘堅石の雇用促進住宅・みどりが丘住宅 廃止へ 国道19号沿い 敷地後利用未定

令和6年度末で用途停止する雇用促進住宅のみどりが丘住宅(広丘堅石)

 塩尻市は、広丘堅石の雇用促進住宅・みどりが丘住宅を令和6年度末で用途廃止する方針だ。商業施設が立ち並ぶ国道19号西側の市有地の団地で、住居や入居の状況、立地条件を踏まえ、効果的な土地利用に転換する。

 平成4(1992)年建築の鉄筋コンクリート造り5階建て2棟80戸で、延べ床面積は約5053平方メートル、駐車場を含む敷地面積は8344平方メートルある。用途廃止後、建物は解体撤去するが、土地の後利用は「現時点では決まっていない」(市建築住宅課)という。
 22年11月、当時の独立行政法人雇用・能力開発機構から市が購入した。エレベーターがなく、入り口4カ所に8基の設置が必要だが改修の費用対効果が望めない状況だ。
 30年3月策定の「市公営住宅等長寿命化計画」(2018~27年度)で用途廃止と定めた。令和3年10月から住人に対し、具体的な移転時期の説明会や個別相談会を開き退去への理解を求めている。これまでに3世帯が退去し、現在は31世帯が入居する。
 雇用促進住宅を含む公営住宅は市内に5種類18カ所ある。市は来年度に高出団地、原口団地(洗馬)、6年度に上ノ原団地(北小野)のいずれも市営住宅を用途廃止とする。いずれも昭和30年代後半~40年代(1960年代)に建築された。

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