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安曇野・穂高北小でカモが子育て 11羽ふ化 児童ら見守る

穂高北小の校内でふ化し、親鳥の周りを動き回るひなたち

 安曇野市の穂高北小学校(小松幹校長、659人)で、野生のカルガモが子育てをしている。カルガモが校内で卵を産むのは3年目だが、昨年までは卵が野生動物に襲われるなどしてふ化しなかった。今年は11羽のひなが無事にかえり、児童たちが成長を見守っている。

 カルガモの親子は池や草むらなどのある中庭で過ごしている。ひなたちは親鳥の近くで元気いっぱいに動き回り、親鳥を追って池に飛び込む姿はとてもかわいらしい。
 子育ての邪魔をしないように中庭の一部が立ち入り禁止で、児童たちは休み時間などに少し離れた場所から様子をうかがっている。ともに4年生の落合柚乃さん(10)は「小さくてかわいい。泳いでいるところが好き」と話し、蛭田芽衣さん(9)は「元気に大きくなって幸せになってほしい」と願っている。
 同校によると、今年は校内を通らないと地上からは入れない坪庭に卵を産み、15日にふ化が始まった。坪庭には水辺がないため、16日に校舎のドアを開けて親子を中庭に誘導した。最近は動きが活発になっていることから、間もなく数百メートル離れた穂高川に"お引っ越し"するとみられる。
 小松校長は「学校教育目標に『生命』とある。児童たちには学校周辺の自然の豊かさと命の大切さに気付いてほしい」と話している。

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