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王滝で「水源の森応援隊」の愛知の住民らが間伐作業

「水源の森」でヒノキの間伐に汗を流す参加者

 木曽川下流域となる愛知県の住民が木曽郡内で育樹に取り組む催し「水源の森応援隊」が28日、王滝村九蔵の村有林であった。90人余りが間伐に汗を流し、うっそうと薄暗かった林に日の光が差し込んだ。

 木曽広域連合と、愛知県の4市1町に水道水を供給する愛知中部水道企業団が主催した。両者の交流は平成12(2000)年に始まり、15年には水源保全を目的とする「森林整備協定」を締結した。応援隊の活動は19年から続くが、新型コロナウイルスなどの影響で3年ぶりの開催だった。
 この日の作業箇所は、協定締結に合わせて15年にヒノキを植えた約0・9ヘクタール。のこぎりを手にした参加者は、木曽郡内の森林関係者らに教わりながら、過密になったヒノキを伐採し、森の中の環境を整えた。家族4人で参加したみよし市の中学2年・高橋颯斗君(14)は「自然のためになると思えば大変な作業も充実した気持ちでできる。でも、伐採した木の枝を払う『もうひと手間』が大変」と話していた。

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