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御嶽海の夏場所は6勝9敗 来場所かど番で正念場に

照ノ富士(左)に寄り切りで敗れた御嶽海(読売)

 大相撲夏場所(東京・両国国技館)千秋楽の22日、上松町出身で東大関の御嶽海(出羽海部屋)は、結びで東横綱・照ノ富士(伊勢ケ濱部屋)に寄り切りで敗れた。14日目に負け越しが決まっていた御嶽海は、大関2場所目を6勝9敗で終えた。御嶽海の地元・信州から近い"準ご当所"の名古屋場所(7月10日初日)は、負け越せば大関陥落となる「かど番」で迎える。

 3場所連続で2桁勝利を挙げていた先場所までとは一転、今場所は一度も連勝がなく、大混戦となった優勝争いにも加われなかった。11日目に6敗目を喫し、4日間を残して2桁勝利に届かないことが決まった。14日目には大関貴景勝に完敗して6勝8敗となり、令和2年11月場所(東京開催)以来、1年半ぶりとなる負け越しが決まった。御嶽海が9敗したのは過去3回しかなく、東関脇だった令和元年11月の九州場所以来。
 御嶽海を子供の頃から指導する県相撲連盟選手強化副部長の中村協和さん(75)=木曽町福島=は「今場所の6勝のうち、前に出て勝った相撲は初日・高安戦(押し出し)と13日目・正代戦(寄り切り)のみ」と指摘する。投げ技は御嶽海の相撲ではないとした上で「相撲っぷりが悪かった。立ち合いにも力がなかった」と残念がる。
 中村さんは「右腕を気にするしぐさを繰り返していた。けがをしているのならば長引かなければいいのだが」と故郷のファンの思いを代弁する。来場所に向け「突き押し相撲で、白星を一つ一つ積み重ねるのみ」とエールを送った。

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