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瑠璃色かれん オオルリシジミ舞う 国営公園で観察会

オオルリシジミを観察しながら江田さん(右から2人目)の説明を聞く参加者

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、今年も絶滅危惧種のチョウ・オオルリシジミが舞い始めた。21日は田園文化ゾーンで「わくわく自然観察会」が開かれ、参加した6人が瑠璃色の美しい羽を写真に収めたり、公園職員らの解説を聞いたりして生態に親しんだ。

 オオルリシジミの幼虫の唯一の食草・クララが植えられている池の周りで観察会を開いた。保護活動に携わる関西学院大学教育学部助教の江田慧子さんが雌雄の見分け方などを説明。小雨が降っていて飛ぶ様子はあまり見られなかったが、クララなどにじっと止まったオオルリシジミに近づくことができ、参加者は熱心に観察しながら説明に聞き入っていた。
 虫が好きで、オオルリシジミをモチーフにしたアクセサリーを手掛けるハンドメイド作家・佐々木悠乃さん(26)=松本市松原=は実物を初めて見たといい、「シジミチョウ特有の触角のしま模様や、羽の複雑な青色がきれい。やっと見られた」と感動していた。
 国営アルプスあづみの公園は地元専門家や関係団体でつくる「安曇野オオルリシジミ保護対策会議」の一員で、園内に保護区がある。採集は禁止されており、例年6月上旬まで観測することができる。

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