政治・経済

知事選 現職・阿部氏4選出馬表明 選挙戦へ

 7月21日告示、8月7日投開票の県知事選挙で、現職で3期目の阿部守一氏(61)は17日、長野市内で記者会見し、4選を目指して立候補する意思を表明した。新型コロナウイルス禍や相次ぐ災害で不安が多い社会となる中、「何とか現状を打破し、多くの県民が希望を持って暮らすことができる長野県づくりに全力を挙げたい」と決意を語った。

 阿部氏は「今任期が終わったら、知事の職を退くことを真剣に考えた。3期が適切ではないかとずっと思っていた」と切り出した上で、コロナ対策を進める中で続投を考えるようになったことを明かした。「コロナ後の明確な姿が見えていない中で、知事の仕事を降りるということは責任を放棄するのと近い状況になってしまう」と考えたといい、悩んだ胸の内を語った。
 出馬を決断したばかりで、公約については明確な形のものができていないとした上で「観光や交通の施策は、コロナ禍で大きなマイナスの影響を受けてしまった。コロナ後を見据えた施策に力を入れたい」と語った。
 阿部氏は東京都出身で、東京大学を卒業後、昭和59(1984)年に旧自治省(現総務省)に入省した。長野県副知事や横浜市副市長などを務め、平成22(2010)年の知事選で初当選した。
 知事選を巡っては、新人で元上田市議会議員の金井忠一氏(71)=上田市=も立候補を予定している。

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