政治・経済

生坂村に移住した宮下じゅんさんが工房開設

 生坂村に今春移住した宮下じゅんさん(57)が、大日向区の古民家に「サンドイッチ工房いくさか」を開設した。パン製造に長年携わってきた経験を生かして起業。毎日サンドイッチを手作りし、村内や大町市八坂、長野市大岡といった近隣の道の駅や直売所などで販売している。スーパーやコンビニエンストアが身近にない地域の人に手軽に味わってもらいたいと、心を込めて手作りしている。

 総菜から手作りし、メンチカツサンドや、野菜がたっぷり取れるベジタブルサンド、フルーツサンドなど5種のサンドイッチと焼き菓子を扱っている。具材たっぷりでボリューム感があり、断面も華やなサンドイッチだ。地元の野菜や果物も積極的に使っていく。仕込みや製造、配送まで1人でこなし、古民家の和室を改装した厨房で、毎日未明からサンドイッチを手作りしているという。
 宮下さんは麻績村出身。安曇野市で暮らしながら長年パン製造に携わってきた。畑や山のある環境を求めて一昨年に大日向の空き家を購入、しばらくは安曇野と2拠点で生活し、起業に合わせ今春村に拠点を移した。村に来て買い物弱者の問題を実感し、自身の経験を生かして地域にも役立つ活動ができないか考えたという。宮下さんは「サンドイッチは昼食や農作業の合間にも食べやすいと思う。総菜から手作りしているので、安心して召し上がってもらえたら」と願っている。
 月曜定休。取扱店は生坂村の道の駅いくさかの郷、やまなみ荘、原井商店、安曇野市明科のファーマーズガーデンあかしな、長野市の大岡特産センター、大町市の川の駅さざなみ(予約販売のみ)。予約・問い合わせは工房のホームページか電話(電話070・8961・5472)で受け付けている。

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