スポーツ

信大付属中テニス同好会 実績つくり仲間と前へ

練習に励むテニス同好会の生徒たち

 信州大学付属松本中学校の生徒でつくる「硬式テニス同好会」の3年生2人と2年生5人が、新会員の獲得と実績づくりに燃えている。テニスは個人でもできる競技だが、生徒たちには同好会を存続し「同じ学校で過ごす仲間と試合に勝ちたい」との強い思いがある。

 硬式テニスは競技人口が多い一方、硬式テニス部のある公立中学校は少ない。信大付属中も、学校外の同好会として有志が設立して10年以上になる。部活化されない背景には、硬式テニスの日本中学校体育連盟への加盟が長年実現していないことや、指導者・顧問の不足による部活動の新設が困難であることなどがある。
 中学校で硬式テニスがしたいと信大付属中を受験する生徒もいる。「部長」で3年生の廣池十和さん(14)もその一人だ。小学校の時はテニススクールに通っていたが「好きな競技を同じ学校の子たちとチームで頑張り、団体戦に出たかった」と話す。
 信大生らを講師に、平日3日間と土曜日の練習に励む。4月にあった県交流団体戦では3位入賞を果たし、1年生の入会希望者も増えてきた。次期「部長」で2年生の栁澤悠斗さん(13)は「目標は北信越大会出場。同好会と公立中学校での硬式テニスの存在感をPRしたい。もっと硬式ができる中学校が増えてほしい」と願っていた。