政治・経済

桜ギターの魅力 冊子に 松本のディバイザー発行

ディバイザーが手掛ける桜ギターの8年間の歩みを振り返る冊子と原部長

 松本市笹賀のギター製造業・ディバイザーはこのほど、同社のギターブランド「Headway(ヘッドウェイ)」で平成26(2014)年から手掛ける国産桜材使用の「桜ギター」を紹介する冊子を発行した。業界に先駆けて挑戦してきた和材(国産材)使用の8年間の歩みを、創意工夫を凝らして製作してきた優美な桜ギターのカラー写真とともに振り返っている。

 創業から続く同ブランドの45周年記念事業で作った。A4判全53ページで、一点ものを含め毎年、四季折々のさまざまなデザインで作られる歴代の桜ギターを紹介している。桜ギターは側面と背面に市場に出回りにくい国産桜材を使用し、表面の指板やピックガードには貝や木材を埋め込んで表現した桜のイメージの装飾を施しているのが特徴だ。
 王道のローズウッドやマホガニーなどの輸入材を使わず、国産桜材を使って困難な加工に挑戦し始めた当初は批判も受けたという。だが良好な音質を保ちつつ各種桜材の木目を生かし、桜のモチーフをデザインに取り入れて製造し続けた多彩な限定ギターは徐々にファンも増え、人気シリーズへ成長した。
 同社の原庄平部長(37)は「桜材使用の歩みは国産材使用の歩みだ。思いと技術を感じてほしい」と願う。
 冊子は税込み396円。同社ホームページ内のオンラインストア(QRコード)で購入できる。