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入学祝いの箸 全1年生に 木祖村と日進市の交流30年 友好の絆末永く

記念撮影を前に「木曽ひのき箸」を受け取って喜ぶ1年生(木祖小)

 木曽川源流の木祖村と友好提携を結ぶ下流域の愛知県日進市との交流が本年度で30周年を迎えた。親交の歩みを若い世代に知ってもらい末永い交流につなげたいと、両市村は本年度の小学1年生約1030人(計11校)に記念の「木曽ひのき箸」を入学祝いとして贈った。木祖村は11日に木祖小学校で贈呈式を行い、22人に箸を1膳ずつ贈った。

 贈った箸は長さ18㌢で、上部に「木曽ひのき」と印字されている。日進市が木祖村内の国有林を「平成日進の森林」として管理し、ヒノキ約10万本を植樹してきたことから、交流を象徴する木曽地域の「木曽ひのき」を材に選び、村内事業者が製造した。
 小河保宣校長から1人ずつ手渡された1年生は、華やかな箸袋に入った箸を気に入り、口をそろえて「かわいい」と喜んだ。小佐波花菜さん(6)は「うれしい。家でご飯を食べる時に使いたい」とほほ笑んだ。
 両市村の交流は、昭和59(1984)年に木祖村商工会青年部が研修旅行で旧日進町を訪れたのがきっかけだ。地域活性化という共通課題に意気投合した若い世代の親睦が拡大し、両商工会の姉妹提携を経て平成4(1992)年に自治体同士の友好提携締結に至った。これまで合同の植樹・育樹祭やイベントへの参加、バスツアーの開催などを通じて親交を深めてきた。
 日進市も同様に市内10校・計1010人に箸を贈った。

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