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6月の善光寺街道ウオーク案内役に聖南中生徒も

 筑北村の青柳宿から麻績村の麻績宿までを歩く6月12日の「善光寺街道ウオーク」(市民タイムス主催)に向け、善光寺街道協議会は9日、ガイド研修を現地で行った。地元の聖南中学校の生徒たちも参加し、戦国の世に翻弄された山城の歴史や宿場の往事のにぎわいに思いをはせた。

 研修には中学生4人を含む16人が参加し、協議会長の小瀬佳彦さん(58)が要所の案内をしながら、本番同様にJR篠ノ井線の坂北駅から麻績村役場までを歩いた。
 駅から青柳宿に向かって坂を上ると、正面に青柳城趾のある城山がそびえ、小瀬さんは「最初は37軒しかなかった城下の集落が宿場へと発展した。江戸時代から明治にかけては11~13軒の宿屋があり、茶屋も10軒あった」と説明した。昔と変わらない狭い道の両脇に並ぶ建物には屋号が掲げられ、石垣の中に水を通した石組み用水路も残されていて、参加者は感心しきりに見入っていた。
 本陣から来た道を振り返ると遠方に残雪の北アルプスを望むこともでき、峠の岩山を切り開いて道を造った名所の大切り通しで記念撮影もした。聖南中3年の宮下俊輔君(14)は「総合的な学習の時間に善光寺街道について学んだ。聞いたことを学校でまとめ、しっかり案内できるように頑張って練習したい」と意気込んでいた。
 小瀬さんは「中学生が参加してくれてうれしい。これからは残そうと思って頑張らないと残せない。幅広い年代で関わらないと」と話していた。

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