政治・経済

縮小メーデー 訴えは熱く

掛け声に合わせて拳を突き上げる参加者(連合系)

 労働者の祭典・第93回メーデーが1日、各地で行われた。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、今年も例年より規模を縮小して開催したところが目立った。参加者は、労働環境の向上や格差是正、コロナ禍の影響を受ける人への支援を訴えたほか、ロシアのウクライナ侵攻に対して労働者が団結して抗議の声を上げることを呼び掛けた。

 連合長野松本広域協議会(丸山正秀議長)などで組織する実行委員会は、松本、安曇野、塩尻の3地区の役員が松本駅前で街頭アピールを行った。丸山議長はロシアの行為を許してはならないとした上で、「不確実な状況だからこそ雇用と暮らしを守り、将来につなげることが重要。厳しい今だからこそ働くことを軸とする安心社会の実現に向けてともに進んでいこう」と呼び掛けた。最後に参加者全員で「団結がんばろう」の掛け声に合わせて拳を突き上げた。

 松本地区労働組合連合会(鈴木秀明議長)などでつくる実行委は、松本市中心街の花時計公園で集会を開いた。会場には「サービス残業ノーサンキュー」「ストップ プーチン」などと書かれたプラカードが掲げられた。集会実施は3年ぶりとなった。鈴木議長は「ロシアの軍事侵略はどんな背景があっても正当化できない。国連憲章を守れと声を上げていきたい。コロナ禍の中で格差は広がっており、最低賃金の時給1500円化、全国一律化が必要」と訴えた。

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