政治・経済

エプソン 売上高1兆円超 3月通期連結決算 市場回復 為替差益も

 セイコーエプソン(諏訪市)は28日、令和4年3月期の通期連結決算を発表した。売上収益(売上高)は新型コロナウイルス感染拡大の影響からの市場回復を受けて前期比13・4%増の1兆1289億円となり、2年ぶりに1兆円を超えた。円安進展で為替差益が拡大したほか、税金費用が減少して純利益は前年の約3倍となる922億円だった。

 プリンター関連事業は、在宅印刷需要が旺盛な状態を受けて家庭・オフィス向けインクジェットプリンター本体の販売台数は前年から130万台増加して1670万台となった。為替影響は売上ベースで577億円の増収効果があった。
 5年3月期の通期連結業績予想は、売上収益を前期比16・9%増の1兆3200億円、純利益を同27・4%減の670億円とした。物流・部材コスト増、前年に少なかった税金費用が元に戻ることを織り込んで減益を見込んでいる。

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