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滝越の避難指示解除 王滝村 昨夏の豪雨災害 8カ月ぶり住民安堵

自宅に荷物を運び込む住民(23日午後0時半ころ)

 王滝村は23日、昨年8月の豪雨災害による村道陥没のために避難生活を続けていた滝越地区の住民に対する避難指示を解除した。約8カ月ぶりの解除で、村中心部に避難していた7世帯10人は安堵の表情を浮かべた。住民はそれぞれ避難先から順次、自宅へ戻っていく。

 自宅や農地の状況を確認するため戻った三浦雪雄さん(97)は「ほっとした」と話し、畑は「(避難中に)草がいっぱい生えちゃった」が、「この時期を逃すと(農業が)はかどらない。ぼちぼち始めたい」と見据えた。
 滝越地区へ通じる村道はこの日から住民ら許可を受けた普通車のみが午前7時半~午後5時半に通行できる。一般車両の通行再開は未定だが、大型連休中は一時的に通行可能になる。
 滝越地区の観光施設「食事処・水交園」「森きちオートキャンプ場」の指定管理者を務める合同会社・Rext滝越の代表社員・倉橋孝四郎さん(37)も訪れ、昨年8月以来の営業再開に向けて準備を進めた。倉橋さんは「再開を待ち望んでいたお客様にとっても営業できるのはよかった」と話していた。
 住民はこれまで村道をう回する工事用道路などを使って一時帰宅できたが、直近では朝夕の短時間の通行に限られていた。

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