教育・子育て

野菜づくりを子供に指南 山形村で体験会

 山形村内で農業や農地の多面的機能を増進する活動に取り組む「山形村みどりと環境を守る会」(百瀬繁寿会長)などは23日、村役場近くの遊休農地で、子供を対象にした野菜づくりの体験会を開いた。農業従事者の減少で農地の維持が年々難しくなってきていることから、農業に親しんでもらおうと初めて開催した。

 村社会福祉協議会、日赤奉仕団山形分区と共催し、小学生を中心に約30人が集まった。子供たちは守る会のメンバーから手ほどきを受けながら、約4・5アールの畑にニンジンの種をまき、ジャガイモの種芋を植えた。山形小学校4年の中澤希羽さん(9)は「甘くておいしいニンジンになってほしい。クリームシチューに入れて食べてみたい」と笑顔を見せていた。
 8月まで月1回のペースで作業を続ける。7月に収穫し、8月には日赤奉仕団の炊き出し訓練の一環として、ニンジンとジャガイモを使ってカレーライスを作ってみんなで味わう。村内では山際の田んぼを中心に遊休農地が増えているといい、百瀬会長は「このままでは農村の環境や景観保全が近いうちに難しくなる。小さな時から関心を持ってもらえたら」と願っていた。