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米作りがんばるぞ! 安曇野で園庭ミニ田んぼ事業始動

営農企画員に教わりながら種もみをネットに入れた園児たち

 安曇野市が本年度から取り組む「園庭ミニ田んぼ事業」が本格的に始動し、有明あおぞら認定こども園(穂高有明)で19日、最初のイベント「浸種式」が開かれた。年長園児32人が、種もみを水に浸して発芽を促す浸種を体験し、これからの米作りを楽しみにした。

 こども園幼稚園課の地域おこし協力隊員が「田んぼの先生」、農政課の営農企画員が「お米博士」となり、浸種を分かりやすく説明した。子供たちは白米と種もみをじっくり観察したあと、種もみをネットの袋に入れ、気泡が付かないように揺すりながらバケツの水に浸した。石田いつかちゃん(5)は「おいしくなってほしい」と目を輝かせていた。
 畑として活用していた園庭の一角を、耕地林務課などが整備して15平方メートルの田んぼにする。子供たちは今後、種まきや代かき、田植えなども体験し、保護者を交えた活動も行う予定だ。幼稚園課の山岸正志・副主幹は「米作りを通していろいろな発見やわくわくを楽しんでほしい」と願い、農政課の主査・鈴木喜美子さんは「農地が広がる安曇野の風景がどうやってできているのか知ってもらえれば」と期待していた。
 園庭ミニ田んぼは、あづみの自然保育ブランディング事業と第3次市農業・農村振興基本計画の一環となる。