教育・子育て

児童教え合う学習の場 ホットライン信州が塩尻に25日開設

会場となる旧大北館で教材を手にする浅田さん

 県内でこども食堂を運営・支援するNPO法人ホットライン信州(松本市)は25日、塩尻市片丘北熊井に、小学生を対象にした学びの場「こすたば」を開設する。週2回開き、参考書や問題集などの教材は無料で提供する。児童同士が分からない点を互いに教え合うことを基本とし、学ぶ楽しさを分かち合える場を目指していく。

 名称の「こすたば」は「共に学び合う場」を意味する。毎週月曜、木曜日の午後5~7時に開く。全教科を学べる。利用はカンパ制(1日500円から)だが、強制ではなく払える人が払えばいい。開催日には学びを支える浅田崇裕さん(41)=安曇野市堀金烏川=らが常駐する。浅田さんは神戸市出身で、大阪大学大学院基礎工学研究科を修了した。会社員を経て、現在は企業研修や人材育成を担う会社を営みつつ、ホットライン信州の事務局次長を務めている。
 「こすたば」について浅田さんは「分からない子は分からないことを相手に伝える。教える子はなぜ分からないのか理解をしようとする。対話を通じて共感が生まれるのではないか。『分かる』喜びを分かち合う場にもしたい」と意欲を見せる。
 ホットライン信州は、食料などの物資を保管し、こども食堂の運営団体に引き渡す拠点を3月、片丘北熊井の旧大北館(元酒店)に設けた。拠点に空きスペースがあるため、松本市内でも開いている「学び場」を、塩尻市内でも行うことにした。
 「こすたば」の利用希望者は事前に申し込みをして登録する。サポートする人を募っているほか、教材提供も受け付けている。問い合わせは浅田さん(電話090・9118・5899、電子メールはco.su.ta.ba@gmail.com)へ。