政治・経済

生坂「大城・京ケ倉」の登山道整備

 春・夏の登山シーズンに合わせ、生坂村観光協会などは13日、村を代表する山「大城・京ケ倉」の登山道整備を行った。4月に入って登山客の姿が増えており、訪れた人が安全に楽しめるよう環境を整えた。北アルプスの山並みと蛇行する犀川の流れを望む眺望が人気の低山で、この時季はヒカゲツツジの開花が進んでいる。

 整備は毎年春と秋に行い、この日の作業には協会事務局の村振興課職員、村地域おこし協力隊と集落支援員でつくる「いくさか大好き隊」の隊員ら10人が参加した。上生坂万平と下生坂の2カ所の登山口から登り、登山道に張り出した木を伐採し、はしごの補修や岩場にあるロープの取り替えをした。
 ヒカゲツツジは登山道のあちこちにある。特に、万平から京ケ倉山頂に至る途中のおおこば見晴らし台から稜線までの間に多く群生し、淡い黄色の花が登山客の目を和ませる。眠り峠付近には、イワカガミの群生地があり、5月にかけて花が見頃になる。
 13日に初めて登った太田亜矢子さん(51)=長野市=は「来たかった山。犀川と北アルプス、里山の桜が広がる景色が想像以上で感動した。山好きな友達に勧めたい」と話した。太田さんのおいで長野市出身の会社員・小林拓夢さん(25)は「稜線から両側が見渡せ、北アルプスと緑豊かな里山の景色が堪能できた」と喜んでいた。
 村民有志でつくる大城・京ケ倉を広く世に出す会の平林敏生会長は「これからも楽しく安全に楽しめる山にしていきたい」と話している。同会と観光協会が春に行うトレッキングツアーは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年、一昨年に続き中止する。

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