教育・子育て

「高校の伝統」新入生の応援練習熱く

応管の厳しい指導を受けて練習に励む新入生たち(松本深志高校)

 新年度が始まり、松本市内の高校では、新入生の「通過儀礼」とも言われる伝統の応援練習が行われている。1年生は先輩たちの指導に真剣に向き合い、厳しい練習に励んでいる。

 松本深志高校では8日、応援団管理委員会による初日の練習が校舎の屋上で行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1年生8クラス318人を2班に分けて練習日を別に設け、同日は1~4組が参加した。
 学ランと黒マント姿で高げたを履いた団長を前に、1年生は背筋を伸ばして手を振り、覚えたばかりの校歌や応援歌を歌った。振りや声がそろわないと途中で「やめえ!」の合図が掛かり、指導員から「声が小せえ」「指先まで伸ばせ」と喝が入った。先輩の熱心な指導に1年生も本気で応え、次第に大きな声が響くようになった。
 感染防止のためにマスクを着けて歌い、時間や日数を短縮して2日間ずつ放課後に行う。団長の赤羽萌野さん(17)=3年=は「練習は厳しいけれど、全力で取り組むことやつらいことを乗り切る大切さを感じてほしい」と期待していた。