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麻績村の聖高原スキー場の今季利用 過去10年で最多

 麻績村の聖高原スキー場の今季の利用状況がこのほど、まとまった。シーズンを通して降雪があったことから好調で、12月29日から3月13日までの75日間の営業で、利用者数が6232人(推定)、リフトで輸送した人(輸送者数)は延べ4万95人となり、共に過去10年で最多となった。村観光課は「小さなスキー場にとって追い風になった。リピーターの獲得につなげたい」としている。

 利用者が増えた理由は、十分な降雪に加え、新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」と重なったシーズン中に、県内外から人が集中する大きなスキー場を避けて聖高原に来場した人が多いとみられる。
 例年は雨が降る2月中・下旬にも雪が降り、シーズン終了までゲレンデの雪質を保てたことや、ネット上での動画PRに力を入れたことも奏功した。
 長野地域や松本地域など近隣からの来場が中心で「アクセスがいい。気軽に来られる」という声もある。来季は、スキー・スノーボードのレンタル用品の充実を図る。
 利用客が多かった一方、食堂の利用は例年の6割程度にとどまった。駐車場や車内で食事を取る人が多く、コロナ禍で「密」や「対面」を避ける傾向が場内でもうかがえた。
 今季は好調だったものの、2年前の令和元年度は記録的な暖冬による雪不足で営業がわずか6日間にとどまった。
 塚原勝幸村長は「効率運営を考えながら近隣の人や子供たちに親しまれるスキー場として運営したい。雪が降らないシーズンが何年も続けば今後の運営も考えなくてはいけない」としている。