政治・経済

松川村議選 投票率下落

 任期満了に伴う松川村議会議員選挙は20日に投開票が行われ、現職8人、新人4人の当選が決まった。投票率は54・89%となり、選挙戦となった8年前の前々回選より13・66ポイントも下落した。新型コロナウイルスの影響を受けたとはいえ、有権者に最も身近な村議選としては初めて60%を切り、村政への関心の低下が大きな課題となって残った。

 選挙では、現職の矢口あかね氏(57)が725票で他の候補者に大差を付けてトップ当選した。2位は新人の三崎千照氏(36)で、女性村議への期待の大きさがうかがえる結果となった。投票率も女性が55・14%で、男性を0・52ポイント上回った。
 7区ある投票区別の投票率では、第3投票区(川西、西原の一部)が62・76%で最も高く、次いで第5投票区(鼠穴、南神戸)が61・57%となっており、いずれも有権者数の少ない地区の投票率が高かった。一方で、2番目に有権者が多い村南部の第6投票区(細野、板取、三軒家、東松川南の各一部、東細野)は46・50%と、唯一50%を切る低投票率となった。
 村議選は投票率の低下が続いており、今回は新型コロナの感染拡大がその傾向に拍車を掛けた。村内で断続的に陽性者が出る中、前哨戦から集会や対面で接することを自粛した影響で、候補者の人柄や公約が浸透しなかった。
 有権者からは「村議選は選挙公報がなく、何をもって投票すればいいかわからない」と指摘する声もあった。移住者も増える中、情報提供のあり方も問われている。

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