教育・子育て

麻績小6年生「子ども議会」 村づくり提案

 麻績村の麻績小学校6年生が議員役になって村長らと議論し、村の将来を考える模擬議会「子ども議会」が4日、学校と、村役場にある議場をオンラインで結んで行われた。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため2年ぶりの開催で、児童たちがさまざまな視点からより良い村づくりや活性化に向けた提案をした。

 児童は5班に分かれ「村の活性化」「通学路」「村のPR」などをテーマに質問・提案をした。原笹茉奈さん(12)、吉野円寧さん(12)は、景色がいい聖高原にある展望台でカフェを営業して人を呼び込むことや、空き家の有効活用を提案。「空き家を放置しておくのはもったいないので、フル活用して宿や店にしては。村の活性化のためにもやってみる価値がある」と述べた。塚原勝幸村長は、村内に約190軒の空き家があるとし「空き家を売ってくれる人、貸してくれる人が少ないことが課題。空き家の活用に積極的に取り組みたい」と応じた。
 身近な通学路の安全に目を向けた意見も多く、カーブミラー、街灯、横断歩道の設置を求める声や、坂が多い村で自転車通学をする大変さから中学校の通学用バス定期券が使える範囲の見直しを求める意見もあった。塚原菜々子さん(12)は「すごく緊張した。私たちの意見が村の活性化に少しでもつながればいい」と話した。
 主権者教育やキャリア教育の一環で行われ、今回で16回を数えた。塚原村長は「大人が気付かない視点もあった。村の発展に向け今後も関心を持ってほしい」と呼び掛けていた。