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室内陸上 木祖中2年の寺平さん優勝 日本選手権U━16女子60㍍ 100㍍も頂点目指す

金メダルと賞状を掲げて優勝を喜ぶ寺平さん

 木祖村の木祖中学校2年・寺平祈愛さん(14)が大阪市で12、13日に開かれた「第105回日本陸上競技選手権大会室内競技2022 日本室内陸上競技大阪大会」のU―16女子60㍍の部門で日本一に輝いた。新型コロナウイルスまん延防止等重点措置で練習がままならなかった期間を経て優勝し、次の全国大会に向けて確かな自信につなげた。

 室内競技60㍍は自己記録を基に出場が決まる大会で、U―16部門には寺平さんら屋外競技の女子100㍍でトップクラスの記録を持つ選手約30人が挑んだ。予選を7秒72で通過した寺平さんは、決勝では7秒77で頂点に立った。
 右前太もものけがから復帰して挑んだ、昨秋の全国大会で予選落ちした悔しさをばねに練習を重ねた。今冬はコロナ禍で村内の公共施設が使えない中、自宅周辺や、村内の白菜用予冷庫などでトレーニングし、走る際の重心移動や腕の振り方などを見直して体づくりに励んだ。スターティングブロックの足を置く位置も調整して、スタート時の足運びを意識した。
 寺平さんは「昨年の悔しさで陸上が嫌になってしまう時もあったが、頑張って良かった。次は100㍍で頂点に立つために頑張る」と見据えた。寺平さんが所属する陸上部や、陸上チーム・木祖源流トラッククラブで指導してきた原智恵さん(40)は「(4月からは)3年生で最後のシーズン。将来が楽しみな生徒でもあるので、一つ一つの舞台を楽しんでほしい」と話していた。