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松本の山﨑祥乃さん・佐藤まゆみさん ワイン専門資格の難関「ソムリエ・エクセレンス」に認定

ソムリエ・エクセレンス認定証を手に笑顔を見せる山﨑さん(右)と佐藤さん

 松本市元町1の酒店「山﨑精一商店」の山﨑祥乃さん(39)=元町1=と、同市中央2の伊勢町通りで「Bar 5cm/sec(バー5cm)」を営む佐藤まゆみさん(47)=里山辺=がこのほど、日本ソムリエ協会のワイン専門資格の難関「ソムリエ・エクセレンス」に認定された。酒に関わる仕事を通じて学び合う"同志"の2人は、高度な専門知識を多くのワイナリーや酒蔵があり、醸造家も多い信州の酒文化の発展に貢献できればと意気込んでいる。

 2人は昨秋に都内で開かれた認定試験に臨み合格した。同資格は飲食業や販売などアルコールに関わる仕事で働くプロ向けの資格「ソムリエ」の上位資格で、受験条件もソムリエ資格に加えて業務経験10年以上と厳格だ。世界に通じる人材を目指しているため試験内容も難しく、各国語での解答を求められる「筆記」、ワインの味や香り、コクといった官能的要素や料理との相性を自らの文章で記述する「ティスティング」、当日用意されたワインをその場で説明しサービス所作を試される「実技」と1~3次試験が立ちはだかる。昨年は全国203人が挑み合格者は23人(うち女性12人)だった。
 平成25(2013)年にソムリエ資格を得た山﨑さんは初挑戦での合格となった。「知識や最新トレンドなど求められる内容が高度」と振り返り「最新情報をお客さまに伝えるのが私たちの仕事。専門店として日々勉強を続け資格に恥じない仕事をしたい」と語る。
 27年にソムリエ資格を得た佐藤さんは、一昨年に2次試験までパスしており、3次試験からの再挑戦で合格した。「実技は知識を瞬間的に引き出す必要があり緊張し通しだった」といい「本業であるバーテンダーの視点も踏まえつつ、ソムリエエクセレンスとして信州の多彩な地酒を発信していきたい」と前を向いた。