教育・子育て

コロナ下 分散登校始まる 塩尻市内の12小中学校

分散t登校が始まり、生徒の数が半分になった教室

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の県内への適用を受けて、塩尻市内の小中学校12校で31日、児童・生徒が半数ずつ1日交代で登校する「分散登校」が始まった。登校日は学校で対面の授業を受け、登校しない日は自宅でオンラインによる遠隔授業を受けたり、課題学習に取り組んだりする。期間は14日まで。

 広陵中学校(小松亨校長、554人)では全校生徒を半数に分け、対面での授業と遠隔授業を並行している。分散登校初日、1年1組の教室では午前8時25分から学活が行われ、自宅にいる生徒たちはビデオ会議システムを介して、担任の話を聞いた。続いて1時間目の美術の時間は美術室から授業の様子を配信し、各自が自画像制作を進めた。三村柚月さん(13)は「リモートでも、教室での授業も集中して取り組みたい」と話した。
 同校は感染再拡大に備え、昨年6月から遠隔授業ができる環境づくりを進めてきた。生徒が自宅にタブレット端末を持ち帰り、オンラインによる学活や授業を試行した。教務主任の田辺圭一教諭(51)は「感染防止と生徒の学びを両立させるため、今できることを力を合わせてやっていきたい」と説明していた。
 小規模の木曽楢川小、楢川中、組合立両小野中の3校は分散登校を行わない。市内では31日時点で休校している小中学校はないが、子供への感染は発生している。