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マツモト建築芸術祭開幕 名建築とアート融合

多くの人が訪れた会場の一つ、松本間の大広間

 松本市内の「名建築」にアート作品を展示する初の催し「マツモト建築芸術祭」(実行委員会主催)が29日、始まった。アートディレクター・おおうちおさむさんが総合プロデューサーとなり、中心市街地の魅力的な20カ所に会場を決め、会場のイメージから国内外で活躍する芸術家17人に参加を呼びかけた。松本ならではの空間に、写真や立体、絵など個性的な作品が展示され、多くの人が街歩きをしながら楽しんでいる。2月20日まで。

 会場の一つで、明治期の芸術家・太田南海が設計や室内彫刻を手掛けた老舗割烹松本館(丸の内)は、天井絵の美しい大広間などを、太田作品として公開している。細部にわたって作り込まれた館内は、小畑多丘さんの展示会場でもあり、対照的なシンプルな木彫作品が広い空間で存在感を放っていた。
 初日に大手3の旧第一勧業銀行松本支店で行われたメディア発表会で、おおうちさんは「みんなの熱意で、世界に誇れる芸術祭になったと思う」とあいさつした。
 会期中は参加芸術家のトークイベントや、市内出身のアーティスト・アオイヤマダさんらが特別参加するライブパフォーマンスもある。会場や芸術家の情報など詳細は芸術祭のホームページで、詳しく紹介している。

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