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御嶽海関の故郷 祝勝特売 大関昇進から初週末 上松・木曽 商工会や道の駅が催し

事前予約された記念弁当を来店者に渡す西尾社長(上松町の坂下家)

 大相撲初場所で上松町出身の御嶽海関が優勝し、大関昇進を決めてから初めての週末を迎えた29日、故郷の木曽地域では各地でお祝いのセールやイベントがあった。新型コロナウイルス感染拡大で「まん延防止等重点措置」が全県で取られているため、住民や商店主らは感染対策を徹底しながら静かに喜びや応援の気持ちを表していた。

 上松町商工会は祝勝記念の「テイクアウト祭り」を企画した。町内の飲食店5店舗で作られた御嶽海関の活躍を祝う記念弁当を、町民らが各店で受け取った。
 坂下家(駅前通り)では予約制で限定50個の弁当を用意した。子供から大人までが楽しめるメニューで、おにぎりと卵のロールサンドイッチにエビフライや一口ハンバーグなどを詰め合わせた。「勝つ」につながる験担ぎの串カツも入れた。午前11時の開店と同時に町民が来店し、購入した竹原千秋さん(70)=上町=は「今場所は上を目指せると思っていたので(優勝と大関昇進は)うれしい」と声を弾ませ、坂下家の西尾泰子社長は「みんなで祝いたい気持ちで(企画に)参加した。これからも応援し続けたい」と笑顔を見せた。
 御嶽海関が稽古に励んだ木曽町では、道の駅・木曽福島「木曽市場」が2日間の日程でセールを始めた。御嶽海の名前(み・た・け・う・み)にちなむ語呂合わせで選定した商品を特別価格で販売した。木曽郡に隣接する岐阜県中津川市から訪れた古澤裕二郎さん(66)は「(御嶽海関を)地元力士のように応援してきた。セールは来店して初めて知ったが、喜びを味わえた」と話していた。30日も午前8時半~午後5時に行う。

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