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村井駅舎3月1日着工 松本市とJR 6年秋の完成予定

更地になった村井駅の旧駅舎跡地。現在は仮駅舎で運用されている

 松本市がJR東日本と共に進めるJR村井駅の新駅舎の建設が3月1日に着工となる。旧駅舎は解体が完了し、現在は仮駅舎が使われている。令和5年秋に自由通路を先行して完成させて駅の東西を結び、新駅舎は6年秋の完成を予定している。

 新しい村井駅は鉄骨3階建ての延べ約1700平方メートルで、自由通路やトイレ、2カ所の多目的スペースが設けられる。総事業費は約50億円で、新駅舎は約33億円かけて建設する。
 新駅舎に入る多目的スペースは1カ所約250平方メートルで、1階と2階にそれぞれ1室ずつ設けられる。市都市計画課が令和2年に行った駅利用者や地元住民を対象に活用方法について聞くアンケートだと、福祉ひろば事業の活用が最も多く、待合コーナーや学習・ワーキングスペースを求める意見も多かった。地元住民が利用する福祉ひろばは駅周辺に駐車スペースがなく、利用者も限定されてしまうため、他の活用方法を希望する声もある。市は「新駅舎の工事が始まるので、なるべく早く方針を示したい」と話している。
 村井駅は近くにある松本国際高校や田川高校への通学や、松本市街地への通勤などで1日平均約2000人の利用がある。大正11(1922)年に建てられた木造平屋の旧駅舎の老朽化が進み手狭になったこともあり、令和3年に建て替え工事に着手した。

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