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氷彫フェス2年ぶり開幕 松本 コロナ対策で会場・期間分散

夕方の街中で氷彫制作を実演する作家たち(21日午後5時17分、枡形跡広場)

 厳寒期の松本市を氷の芸術で彩る国宝松本城氷彫フェスティバルが21日、中心街で3日間の日程で始まった。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった今回は、期間・会場を分散した。日中から枡形跡広場で氷彫作家が制作を実演し、夕方から夜にかけては県内外3チームが初めて花時計公園を会場に氷彫を制作し、市民らの目を楽しませた。22日も各所で制作し、夕方から23日早朝にかけて松本城公園で全国11チームが腕を競う恒例のチャンピオンシップが行われる。

 枡形跡広場の実演は、当初予定より1時間遅れで始まり、木村裕昭さん(54)=東京都=と杉本直哉さん(33)=名古屋市=が熱帯魚のナポレオンフィッシュを、本橋謙二さん(57)=北佐久郡軽井沢町=と小林義明さん(48)=東京都=が天使を彫った。夕方から徐々にギャラリーが増え、スマートフォンのカメラを向けるなどしていた。松本市大村の主婦(45)は「実演は見ていて面白いようで(小学1年生の)息子が興味を持った。また完成品も見られれば」と話していた。
 22日は日中に千歳橋、中町蔵シック館、てまり時計前で実演する。チャンピオンシップは午後5時からで、23日午前5時半に作品を多彩にライトアップする。