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遷座祭100日前 周囲清める 穂高神社で一連の儀式始まる

のぼり旗とサカキを立て、おはらいをする神職ら(旧千国街道近く)

 安曇野市の穂高神社(穂高光雄宮司)は21日、今年行う式年遷宮の最初の儀式となる「四至榊立神事」を営んだ。5月の「遷座祭」の100日前に行う祭儀で、神社周囲の東西南北1里(約4キロ)をはらい清め、神社を中心とした「神領地」とした。

 拝殿で神事を行った後、神職や氏子総代ら40人が列になって約12キロを歩き、1里四方に「穂高神社式年遷宮御榊立」と書かれたのぼり旗とサカキを立てた。穂高の旧千国街道近く(東)、穂高柏原の「新居の沢碑前」(南)、穂高牧の「宮の窪碑前」(西)、穂高の穂高東中学校西側の「御神路碑前」(北)を順番に回り、各所で2本のサカキにしめ縄を張っておはらいした。感染拡大防止のため、参列者数を減らして行った。
 冬の澄んだ空気にのぼり旗がはためき、穂高宮司は「いよいよご遷宮が始まる。身が引き締まる思い」と力を込めた。氏子総代の田村万佐人幹事長は「今後も祭儀がある。新型コロナウイルスも収束していってもらいたい」と願っていた。
 今回の式年遷宮は本殿の修繕・清掃を行う「小遷宮」で、4月21日にご神体を仮殿に移す「仮殿遷座祭」、5月1日午前3時ころにご神体を仮殿から本殿に移す「遷座祭」がある。