政治・経済

学校給食費 池田町と松川村が補助引き上げ

 池田町と松川村は21日、池田松川学校給食センター(松川村)で合同記者会見を開き、来年度から両町村の学校給食費の補助額を児童・生徒一人当たり1万円引き上げると発表した。両町村は既に小学生で2万5800円、中学生で2万6600円を補助しており、新型コロナウイルスや物価高の影響を受ける家計への負担軽減と、子育て支援のさらなる充実を図りたい考えだ。

 両町村は共同で池田松川施設組合を運営し学校給食を提供しており、保護者が負担する年間の給食費は平成6(1994)年から小学生5万8600円、中学生6万9000円を維持している。両町村は平成28年度に一人当たり1万円の補助を始め、令和元年度に1万円を上乗せした。さらに2年度にはカロリー摂取量を国の基準より充実させるため、小学生で5800円、中学生で6600円の補助を加えている。
 新年度の補助の上乗せにより、保護者の負担割合は小学生で現行の56%から39%に、中学生で現行の61%から47%に軽減される。
 来年度当初見込みの児童・生徒数は、池田町が小学生415人、中学生212人。松川村が小学生449人、中学生238人となっている。来年度一般会計当初予算に計上される補助額は、池田町が2261万円、松川村が2478万円となる。
 学校給食センターで記者会見した甕聖章町長と平林明人村長はそれぞれ子育て支援の意義を強調し、甕町長は「池田町の出生数は松川村の半分になっている。少しでも若い人たちに住んでもらえるよう、地域づくりに取り組みたい」と述べた。