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頑張れ‼ 御嶽海 V3へ のぼり、壁掛け、星取表、張り紙 郷里・木曽から熱いエール 

木曽町役場に相撲のぼりを掲げる町職員。「自分たちでできる応援を」と思いも込めた初の試みだ

 上松町出身の大相撲東関脇・御嶽海関が、初場所11日目に三役で初となる2場所連続の2桁勝利を達成し、大関昇進への足場を固めた。横綱・照ノ富士らとともに優勝争いにも加わる活躍ぶりに地元の木曽地方では、店先の張り紙に「二桁勝利達成 V3賜杯へまっしぐら」の文字が躍ったり、のぼり旗「相撲のぼり」が掲げられたりと、盛り上がりを見せる。

 御嶽海関が相撲人生をスタートさせた地である木曽町の役場庁舎に21日、「御嶽海関江」「出羽海部屋さん江」と染め抜かれた相撲のぼりがお目見えした。大きさは縦5・4㍍、横90㌢ほどで、いずれも本場所の両国国技館に掲げられた本物だ。のぼりは場所ごとに新調されるため、飾り終わった2本を御嶽海後援会から借りた。
 庁舎中央にあるエントランスホールに、御嶽海関の等身大タペストリーと共に掲示した。初の試みを提案した原久仁男町長は「関取の後押しになれば」と願い「横綱との一番も残る。内容の良い2桁であってこそ大関に一歩近づける」と最終盤の取組に期待した。
 「二桁勝利達成」の張り紙を作ったのは上松町本町通りで文房具店を営む原英紀さん(79)。平成27(2015)年の初土俵以降、日々の勝敗が分かる星取表を店の入り口に掲げ、町行く人に速報している。星取表に添える張り紙は〝故郷の星〟への愛にあふれ、12日目の黒星に際しては「ここがふんばりどころ」とエールを込めたコメントだった。
 上松町公民館の玄関に掲示された星取表には、勝ち星を表す御嶽海関の似顔絵がずらりと並んでいる。近くに住む女性は「似顔絵があといくつ並ぶかしら。楽しみ」と話していた。