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交通事故 生活道路で増加 安曇野署管内

 安曇野警察署のまとめによると、管内では昨年1年間で人身交通事故が313件(前年比29件増)発生した。前年に比べて新型コロナウイルス禍に伴う移動の自粛傾向が薄れたとみられ、春から夏にかけて件数が増加した。事故の当事者が日常的に使う生活道路での発生が多い傾向で、同署は「慣れた道を運転するときも油断しないで」と注意を呼び掛ける。

 いずれも暫定値で、死者は1人(前年比1人減)、けが人は385人(45人増)だった。月別でみると、3月は38件、4月は30件、6月は28件でいずれも前年同月からほぼ倍増しており、7月は33件と約7割増だった。飲酒運転に絡む事故は3件発生した。
 地元住民による事故が多く、発生場所は生活道路(69件、前年比23件増)や交差点(146件、同36件増)が多かった。週末の発生が74件(同20件増)と目立った。65歳以上の高齢者が関わる事故は150件(同21件増)と全体の約半数を占め、うち高齢者が過失割合の大きい「第1当事者」となる事故は102件(同8件増)だった。
 今後も道路の積雪や凍結が考えられることから、交通課の土肥照佳課長は「路面状況が悪いときは余裕を持って行動し、安全な速度で走行してほしい」と呼び掛けている。