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上高地線・田川橋梁 橋桁外し復旧工事本格化

特大のクレーン車でつり上げられ取り外される上高地線田川橋梁の橋桁(18日午前10時過ぎ)

 昨年8月14日の記録的大雨に伴い松本市を流れる田川の増水で橋脚部分が傾いたアルピコ交通上高地線・田川橋梁(同市中条)で18日、橋桁の取り外し作業が行われた。県外から手配された最大つり上げ荷重300トンの特大クレーン車で、傾いた西側の橋脚に架かる長さ約13・4メートル、重さ18・3トンの橋桁2本を取り外した。

 作業は朝から行われ、工事作業員がクレーンのワイヤを橋桁に取り付け、線路沿いの電線や給水管を傷付けないよう慎重につり上げて河川に設けた作業スペースに下ろしていた。
 工事を請け負う松本土建(松本市島立)によると、傾いた橋脚を重機で解体する作業は早ければ来週中頃にも始まる。アルピコ交通の隠居哲矢鉄道事業部長は「やっと復旧工事で具体的な第一歩が踏めた思いだ。6月の全線運行再開に向け今後も安全第一で作業を進めたい」と話していた。

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