地域の話題

松本市内34人感染 過去最多 催しの中止・延期も

自宅療養者向けに貸し出されるパルスオキシメーターや体温計

 松本市内の新型コロナウイルスの18日の陽性者は34人で、昨年8月18日の第5波の時に確認された32人を上回り、過去最多となった。直近1週間の市内の陽性者数は151人で、前の週(35人)の4倍以上となり、今後も感染者は増加するとみられる。市は各種イベントを延期したり、市内の公共施設利用の新規受け付けを中止したりするなど感染防止対策を強めている。

 市内の感染者は1月5日に、昨年10月19日以来79日ぶりに1人が確認された。成人の日を含む3連休後の12日に17人の陽性が判明するとその後は急増し、18日は10歳未満から70代までの34人の陽性が判明した。
 18日現在、市内で療養しているのは144人。入院は10人(中等症1人、軽症9人)で、宿泊施設での療養が76人、自宅での療養が55人、調整中が3人となっている。市は、医療体制は逼迫した状況ではないとしている。
 感染者は症状に応じて入院となるが、軽症の場合は原則、宿泊施設での療養となる。子供など事情がある場合は自宅療養するケースがあり、市保健所が血液中の酸素飽和度を測れるパルスオキシメーターや非接触型の体温計を貸し出し、1日1回、保健師が健康観察している。
 市が1、2月に計画していた一部の運動教室や各種講座は、中止・延期が決まった。1月21日から23日まで松本城など市内6カ所で行う「国宝松本城氷彫フェスティバル」はブースを縮小するなどして開催する。市は今後も感染者は増えるとみて警戒を強めており、臥雲義尚市長は18日の記者会見で「発熱など少しでも症状がある時は出勤や登校を控えて」と呼びかけた。