教育・子育て

スキー・スケート教室中止 感染急増 学校行事 対策に苦慮

給食前に入念に手洗いをする児童。感染拡大の中、基本的な対策の徹底もあらためて図られている(松本市田川小学校)

 変異株「オミクロン株」による新型コロナウイルスの感染者が県内で急増し、子供たちの学校生活にも影響が出ている。この時季に多くの小学校が行うスキーやスケート教室は延期・中止の判断が相次ぎ、卒業式などの大きな行事も控えて学校関係者は先々の対応に気をもむ。一方、感染予防で制約がある中でも子供たちの安全や学びを確保しようと、オンライン方式を積極的に導入するなど工夫をしている。

 スキー・スケート教室は、多くの学校で実施が感染予防のために見合わされている。多数の児童・生徒がバスに乗っての移動が必要になったり、複数の学年が合同で行ったりするからだ。教室を中止した松本市の戸辺修島立小学校長は、児童たちの気持ちをおもんぱかりつつ「短い3学期の中では調整が難しい」と悩ましげだ。
 県独自の感染警戒レベルが全県で4以上に上がった13日、松本市教育委員会は従来のガイドラインに加えて、小中学校へ部活動の時間短縮などの徹底を求めて各校に通知した。安曇野市の小中学校も、ガイドラインに沿って学級単位を超える集団活動をしばらく取りやめるなどの対応を取る。ある中学校の教頭は「生徒総会や卒業式など、3月の大きな行事を形を変えて行う可能性も出てきた」と話す。
 塩尻市の桔梗小学校は、警戒レベルが下がらない場合、2~3月に予定する授業参観のオンライン開催も視野に入れる。木曽町の日義中学校は、生徒集会をオンラインでつなぎ、各クラスで分散開催にする予定だ。松本市のガイドラインでは、臨時休業が5日以上になった場合、5日目からオンライン授業を行うよう努めることになっている。
 松本市の宮下明浩鎌田小学校長は「昨夏に経験したレベル4以上の対応に立ち戻り、落ち着いて感染対策を徹底したい」と話した。

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