政治・経済

高野忠房・麻績村長が退任

 麻績村長を3期12年務めた高野忠房氏(73)=桑山中央=が14日、任期満了に伴い退任した。村役場などで退任式と退庁式が行われ、職員や駆け付けた村民ら100人余に温かく見送られ、長年にわたる村のかじ取り役を終えた。

 高野氏は、村職員時代を含めて45年間にわたり心を砕いた村づくりを振り返り「多くの思い入れがある。たくさんの方の協力と支援で村の発展のための事業を進めることができた」と感謝した。退庁時には、職員と村民が役場前に花道をつくり、高野氏は一人一人に感謝を伝えた。
 高野村政では、人口減対策として若者定住促進策や教育環境の充実に力を入れ、緊急車両が通行しやすいよう村道の拡幅改良を進めるなど安心安全な村づくりを進めてきた。思い出深い出来事の一つに、平成25(2013)年に天皇、皇后両陛下(現在の上皇さま、上皇后さま)を村にお迎えしたことを挙げた。職員には「複雑多様化する業務や住民ニーズに対応するため、住民に近い役場であることが大切。村民の幸せや福祉の向上に努めてほしい」と呼び掛けた。
 高野氏は村出身で民間企業をへて昭和51(1976)年に村職員になった。観光課長、総務課長、助役などを歴任し、平成21年の村長選で現職を破り初当選し、過去2回は無投票で再選を果たした。
 新村長の塚原勝幸氏(69)=明治町=は17日に初登庁する。

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