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繭玉に五穀豊穣願う 南木曽・妻籠観光協会が手作り

紅白の繭玉をビンカの枝に付けていく妻籠宿の女性たち

 南木曽町吾妻の妻籠観光協会女性部は13日、妻籠宿の店先に飾る毎春恒例の繭玉作りを宿場の休憩所・ふれあい館で行った。五穀豊穣の願いを託す小正月の縁起物として毎年手作りしており、女性部員ら約30人が協力して紅白の繭玉を手掛けていった。

 10キロの米粉の生地を使い、長さ4センチほどの繭の形に整えた。繭玉は「ビンカ」とも呼ばれるイヌツゲの小枝に付けていき、完成したものから宿場内の土産店や飲食店、宿泊施設など約30軒の軒先に飾っていった。
 繭玉の飾りは節分(2月3日)まで見られる。猫の顔や巾着袋をあしらった繭玉もあり、厳冬の宿場に彩りを添えている。女性部の藤原恵子部長は「宿場の絆を深め、気持ちが一つになる取り組みとして続けていきたい」とほほ笑んだ。