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塩尻の県野菜花き試験場 冬場も地道に花の研究

各品種の特性を見極めるために栽培されているアルストロメリア

 塩尻市宗賀の県野菜花き試験場では、真冬も試験栽培の花が次々に咲いている。室温が10度以下にならないように調整された温室で、ダリアやアルストロメリアなどが栽培され、生産性向上を目指した地道な研究が続けられている。

 ダリアは、赤色の発光ダイオード(LED)の光で品質を向上させる試験が行われている。夜間に赤色LEDの光を当てて「夜が短い」と感じさせることで、中心部までびっしりと花弁で覆われた上質な花を咲かせる効果が期待できるといい、最適な電照時間と時間帯を導く研究が続く。アルストロメリアの温室では16品種について、各品種の特性を見極める試験が行われている。
 厳しい寒さの中、担当職員にとっては気の抜けない日々が続くが、色鮮やかに咲く姿が励みになるようだ。ダリア担当の研究員・森野林太郎さん(39)は「花が大好き。咲いている花を見ると、きょうも咲いてくれたと安心する」と笑顔を見せた。