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売れ残ったパンを塩尻で無償配布

 パン店で売れ残って廃棄予定のパンを引き取り、子供らに無償で配布する催し「きのうのパン屋さん」が9日と10日、塩尻市の吉田東公民館(広丘吉田)と中島書店高原通り店(広丘高出)で開かれた。市内の店舗から引き受けたパン約300個を配布し、フードロス削減につなげた。

 過去に東京都でパン店を経営し、売れ残りのパンをホームレスの人に提供した実績がある中村真理さん(58)=広丘吉田=と夫の小太郎さん(61)が、パン店から相談を受けて企画した。
 惣菜パンやサンドイッチ、菓子パンなどを並べた。会場によっては行列ができ、開店1~2時間以内に品物がなくなる人気ぶりだった。10日に幼児と小学生の子供2人を連れて吉田東公民館を訪れた女性(37)は「おいしいパンを食べられ、廃棄もなくなる良い取り組みだと思う」と話していた。
 小太郎さんは「これほど手応えがあるとは」と催しの成功を喜んだ。
 今後も毎週日曜(月曜が休日の場合は月曜も)、今回と同じ2会場で継続開催するという。吉田東公民館は午前11時、中島書店は午前9時開始。問い合わせは小太郎さん(電話080・6649・9922)へ。