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新成人 自覚胸に門出 3市2村で式典

再会した友人たち地記念撮影する新成人(松本市)

 成人の日(10日)を前に松本、塩尻、安曇野などの3市2村で9日、成人式が開かれ、晴れ着姿の若者たちが大人の仲間入りをした。新型コロナウイルス禍により昨年中止を余儀なくされ、前年分を開いた自治体がある。新変異株の感染急拡大が足元に及ぶ中、出席者たちは無事開催されたことや友人との再会を喜びつつ新成人としての自覚を高めた。

 松本市は2年ぶりの開催で、対象者は2318人だった。市総合体育館での式で、臥雲義尚市長は「革新の時代を迎えた今、自分と世界の未来へ向かって挑戦を続けてほしい」とあいさつ。市出身のダンサー・アオイヤマダさんのパフォーマンスが花を添えた。
 新成人を代表し、才教学園中出身の防衛医科大1年・竹花奈々さん(20)は「社会の一員として自覚を持ち、社会へ貢献していく」と抱負を述べた。信明中出身の公務員・大倉弘人さん(20)は式の前に、「コロナで思うように会えなかった友達と会えてうれしい」と話していた。

 塩尻市は市レザンホールで式典を開いた。対象者675人の7割の新成人474人が出席し、大人としての自覚と決意を固めた。
 小口利幸市長は「経験に縛られない行動力と既成概念にとらわれない豊かな発想力を発揮し、新時代を築いて」と期待。酒井愛奈実行委員長(20)=広丘吉田=が「言動に責任を持ち、関わる人とのご縁を大切に、人の役に立つ大人になれるよう頑張る」と述べた。
 中学校別の写真を上映し、希望者が「20代のうちに家族をつくりたい」「夢を諦めないで」などと新成人の主張を披露する記念行事もあった。

 安曇野市は豊科高家の新総合体育館・ANCアリーナで式を開き、755人が出席した。太田寛市長はあいさつで「安曇野で育ったことを誇りに思い、いつまでもふるさとを愛し続け、多くの皆さんが今後もまちづくりに参画いただけることを願っている」と呼び掛けた。
 新成人を代表してあいさつした成瀬寧音さん(20)=信州大学医学部2年=は、自身の根幹を形作った家族や先生、仲間たちに感謝しつつ、「これから待ち受ける困難を乗り越え、自ら前に進み、胸を張って生きることができる人間になることを誓う」と力強く語った。

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