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愛されるクラブへまい進 山雅運営会社が仕事始め式

仕事始めで訓示する神田社長(左)

 サッカー松本山雅FCの運営会社は4日、仕事始め式を開いて始動した。J参入11年目のシーズンは、トップチームのJ2返り咲きを目標として共有し、地域から応援されるクラブづくりにまい進する決意を新たにした。

 神田文之社長が、式後に松本市並柳1の事務所で取材に応じた。1年でのJ2復帰が明確な目標だとし「地力をつけるには必要な1年だったと思ってもらえるような、いろんな意味で力を込めたクラブづくり、チームづくりができるように準備する」と述べた。
 昨季の決算は19億円前後で着地する見通しを示した上で、今季は14億~15億円の予算でスタートすると説明。規模が縮小されたことでチーム人件費への影響は避けられないものの、未来がある形でのチームづくりには費用を割くべきだとの考えは強調した。
 カテゴリーがJ3に下がったことで、選手の慰留や契約更新を含めた編成は例年より遅くなっている。3月までの登録期間で吟味しながら粘り強く取り組むという。
 昨年末に加藤善之氏が辞任した副社長の後任は、空席のままとなる。4月の株主総会で承認を経てから次の体制へと移るとした。
 事務所での仕事始め式にはスタッフ約30人が参加した。神田社長は訓示で、時代に即したクラブの変化の必要性を挙げつつ「苦しい厳しい戦いが続くと思うが、皆さんと一緒に楽しめる環境をつくりたい」と結んだ。

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