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新成人 故郷で晴れやかに 筑北・生坂 式典で祝福 20歳の誓い

小学校の恩師(右)との再会を喜ぶ新成人(筑北村)

 東筑摩郡の筑北村と生坂村で3日、成人式が開かれた。筑北村では34人、生坂村では11人が成人を迎えた。新成人たちは、恩師や地域の代表者らの祝福を受けて晴れやかな表情を見せた。

 筑北村では役場隣の多目的ホールでオンライン併用で式典が行われ、23人が参加した。太田守彦村長は「若さと勇気、情熱を持って新しい社会を切り開いて」と一人一人の飛躍を期待した。新成人代表の山﨑大己さん(20)=大学2年=は「これまでに得た経験や学びを生かし、一人一人が社会の一員として前向きに歩いていく」と決意を述べた。式の後は、恩師を交えて新成人が近況報告し、旧友とにぎやかなひとときを過ごした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年8月から延期されており、短期大学生の宮下華捺さん(20)は「久しぶりに会えた友達もいた。できてよかったし、自分も将来に向けて頑張ろうと思えた」と話した。
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 生坂村はやまなみ荘で式典を開き、8人が参加した。藤澤泰彦村長は「エネルギーあふれる社会の一員として自己研さんをしてほしい。故郷の生坂は皆さんを応援している」と式辞を述べた。新成人代表の清水麻衣さん(20)=松本短期大2年=は、看護師を目指して勉強中だといい「周囲の支えがあったからこそ成人を迎えることができた。自覚を持って行動し、お世話になった方へいつか恩返しできるよう精進したい」と話した。小中学校の思い出のスライドショーを観賞し、20歳の自分に向けて10歳と15歳の時に書いた手紙が一人一人に手渡された。生坂小4~6年時の担任だった折山慶教諭は「成長ぶりに胸が熱くなった。これから苦しいこともあると思うけれど、自分の力で切り開く楽しみや達成感を大切に前向きに生きていって」と願っていた。