地域の話題

郷土食で地域を元気に 聖南中生徒がやしょうまとおやき商品化

えとの寅をモチーフにしたやしょうまがのったパンをPRする生徒とちくほっくるの利用者たち

 筑北村の聖南中学校の生徒が、郷土食のやしょうまとおやきに注目して考えた品が、1月に村内の飲食店2店舗で商品化される。一つは、今年のえとの「寅」をモチーフにしたやしょうまが乗ったパン。もう一つは生徒が具材を考えたおやきだ。生徒たちは郷土食を生かした新商品が地域活性化につながることを願っている。

 やしょうまが乗ったパンは、村のパン屋さんちくほっくると連携して商品化し6日から店頭で限定販売される。寅は生徒がデザインし、かわいらしさが目を引く。パンはデニッシュ生地で中にあんこが入り、もちもちしたやしょうまとあんこの相性がいい。寅をデザインした1人の山本葵さん=3年=は「こだわったところが細かく表現されていてうれしい」と話す。生徒たちは商品化を目指し、やしょうまをアイスやフルーツと合わせるなど新たな食べ方をいろいろ試した。その一つに、やしょうまで立体的な動物を作った品があり、商品化のヒントになった。ちくほっくるは「えとのパンは過去に作ったけれど、やしょうまを使う発想はなかった。新春の定番商品にできるかもしれない」と期待する。
 おやき作りは、道の駅さかきたにある「よってきましょもえぎ亭」が協力し、刻んだキムチとたくあんを入れた「キムタクおやき」、アップルパイ風にリンゴを入れたおやきなど数種を試作した。1月中に同店でキムタクおやきの販売が始まる予定で、代表の嶋田みどりさんは「中学生が村のことに関心を持ってくれてうれしい」と活動を応援している。
 全校縦割りの班で学びを深める総合的な学習の一環で、郷土料理をテーマにした班の2、3年生約20人が取り組んだ。リーダーを務めた升田陽美さん=3年=は「ぜひ食べてほしい。村の知名度を上げる商品にもなれば」と願っている。

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