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1位「耐」 2位「進」 来年を展望する漢字は 中信の企業に聞く

 今年も残りわずかになり、「来年はどんな年になるだろう?」と、新年にも気が向く時期になった。中信地区の主要企業180社を対象に来年を漢字一字で展望してもらうと、「耐」を選んだ企業が13社で最多、「進」が6社で続いた。新型コロナウイルスの影響は来年も続きそうで、その影響に耐えながらも前向きに進もうとする姿が読み取れた。

 今月実施した経済アンケートに質問項目を設けて調査した。24日までに105社(回答率58・3%)から回答を得た。来年を象徴しそうな漢字として41文字が挙がった。
 「耐」とした企業からは、「コロナの影響を引き続き受ける」(プラスチック製品製造)、「原油・原料の高騰に耐えながら進んでいく」(食品製造)といった声があった。コロナ禍、供給制約など、今年多くの企業や人を苦しめた要因が続くとみる企業は多い。
 3位には「変」「動」の2文字がランクイン。「どうなるかわからないが、何らかの動きが出てきそう」(貸切バス事業)など、情勢の変化を予想するものの、その動きがプラスなのかマイナスのものか読み切れないようだ。
 5位以下で複数の回答があった漢字は「穏」「伸」「躍」「活」「転」「共」だった。ランク外だったが「脱」(脱インフレ、脱コロナ、脱炭素―建設業)など来年のキーワードを押さえた回答もあった。ある菓子店は「コロナが収まり、平和で穏やかな年に」と「和」を選択。この回答は1社のみだったが、みんなに共通する願いだろうか。