教育・子育て

給食でアレルギー発症 松本の小中学校

 松本市は23日、東部学校給食センター(原)が市内小中学校で提供した学校給食にアレルゲンの「乳」が誤って含まれ、5人の児童生徒がアレルギー症状などを発症する事故が発生したと明らかにした。食材の発注ミスに起因する。5人は薬を服用するなどして大事には至らなかった。

 学校給食課が定例教育委員会で報告した。同課によると今月9、15、17日、センターが17校6958人に提供したフルーツ杏仁に乳が使用されていた。乳を含まないメニューとして予定され、アレルギー対応者らに配る明細献立にも乳の表記は無かったが、実際は誤って発注した乳使用の食材が使われていた。
 15日に食した小学6年生の児童が喉の違和感やわずかな息苦しさを訴えセンターに連絡したが、明細に乳の成分表記が無いことから特定できなかった。17日には中学3年生の生徒が喉の痛みやじんましんを発症した。20日になって15日に違和感を訴えた児童の保護者がサンプルを取り寄せたところ乳使用だったと判明し、他に3人の児童生徒に症状があったことが確認された。
 担当者が乳不使用の食材を発注、使用したと思い込んでいたことで発覚が遅れたという。同課は発注作業時に食品の規格を複数の職員で確認するなどチェック体制を強化し再発防止に努めたいとしている。