サンサンワイナリー 国際審査会で発泡ワインが初金賞

アジア最大規模のワイン審査会として知られる第24回ジャパン・ワイン・チャレンジ2021で、塩尻市柿沢のサンサンワイナリーが出品したスパークリングワイン「ドゥミセックブラン2017」がゴールド賞を初受賞した。松本・木曽地方からの出品の中では最上位の賞となる。
同審査会は10月に東京都で開かれた。28カ国から1100点を超す出品があった。
ドゥミセックブラン2017は、平成29(2017)年、自社農園で収穫したワイン用ブドウ・シャルドネで白ワインを醸造し、炭酸ガスを加えた。シャルドネ由来の、花や蜜を思わせる甘い香りが感じられるのが特徴だ。
同社は一昨年も同審査会に別のワインを出品したが、シルバー賞とブロンズ賞だった。醸造・栽培責任者の田村彰吾さん(32)は受賞を「自信につながる。今までやってきたことは間違いではなかった」と喜ぶ。「今後は赤ワインや白ワインでも上位の賞を目指していきたい」と意気込んだ。
ドゥミセックブラン2017は同社売店などで税込み2750円で販売中だ。