政治・経済

麻績村長に塚原氏初当選

 12年ぶりの選挙戦となり、無所属新人2人の一騎打ちとなった麻績村長選挙は19日、投票が行われ、即日開票の結果、現村政の継続・前進を訴えた元副村長の塚原勝幸氏(69)=明治町=が、村政刷新を目指した元村議会議員の小瀬佳彦氏(57)=横屋=を163票差で破り、初当選した。投票率は79・65%で、12年前の87・72%を8・07ポイント下回った。

 塚原氏は「村の発展のため、今の流れを止めず前に進めなければいけない」と訴え、現村政が力を入れてきた若者定住促進策や子育て・教育環境の充実、福祉の村づくりを重点に訴えた。3期目を最後に引退する現職・高野忠房氏(73)の後継として9月下旬に出馬意向を固め、現職の支持層を中心に全域に後援組織を広げた。支持拡大で先行し、48年の長期間にわたる行政経験や、村に生まれ育ち培ってきた人脈も追い風になった。
 小瀬氏は9月に動きを本格化。「当面の自立」を掲げた現村政の流れを変え、隣の筑北村と協調した路線への転換を訴えた。「住民の声が村政に届いていない」として対話と協働を軸にした村づくりを唱え、草の根で支持を拡大、あと一歩まで迫ったが及ばなかった。
 新人2人が争った10月の筑北村長選挙でも、麻績、筑北両村の協調を目指す新人が挑んだが及ばず、両村で協調路線を目指した新人が敗れる結果となった。